「壁の中からガリガリ・・」「夜中に天井がガサガサ・・」

「あっまたネズミだ・・・毎日この音やネズミがいると思うだけで気持ち悪いんだよな・・・」

こんな状況が朝まで続く毎日にイライラ。

夜中に天井裏からネズミが走る音やガリガリと何かをかじる音で眠れないなんてことないですか？

なぜネズミは家に発生するのか？そのまま放置することによる被害とは？ 

ネズミが家に発生する主な理由は、食料源の確保と安全な避難場所を求めるためです。

家庭内には食べ物の残りやゴミがあり、これがネズミを引き寄せる要因となります。また、ネズミは狭い場所や暖かい環境を好むため、家の中に侵入しやすいです。

これらネズミを放置すると、食品の汚染や家具の損傷、さらには電気配線のかじりといった様々な被害が発生します。これにより、火災のリスクが高まることもあります。したがって、ネズミの問題は早期に対処することが重要です。

まずあなたのお家に本当にネズミがいるのかを確かめる簡単な方法

「夜中の天井裏の音は本当にネズミなんだろうか？」

本当にネズミがいる場合、ネズミがいる痕跡が必ずあります。その痕跡を調べてまずはネズミが本当にいるか確認してください。

ねずみが家にいるか確かめる8つのチェックリストと種類

まずはネズミがいるか？のチェックポイントです。

まずはこんな状況が見れるようならネズミ対策を考え始めたほうがいいと思います。

家が古いなどではなく、食べ物があるのが大きな理由

ネズミが集まってくる家の特徴とは？

ネズミが人間の家に侵入するのも、エサを手に入れるためというのが大きな理由だといわれています。

巣の材料を手に入れやすいネズミは寒さに弱いため、暖かい場所を求めて家に侵入してくるという理由もあります。

また、野生のネズミは食料の確保が生き延びる際の、重要なポイントです。そのためキッチンなどに無造作に食料がある家はネズミのターゲットになる事が多いです。

増える前に対策を！ネズミが一匹いたら何匹いる？

種類や個体によって前後しますが、ネズミは1回の出産で6～7匹のネズミを産みます。 このことから、子ネズミを1匹見つけたときは、親ネズミとほかの子ネズミを合わせて10匹近いネズミがいる可能性が考えられます。

一匹のネズミが年間で、平均約30～42匹もの子供を産む言われています。

ネズミの対策が遅れるとどんどん増える場合もあるので要注意です。

お子さんのいる家は要注意！ネズミがもたらす深刻な健康被害 

ねずみがいると一体何が悪いの？

ネズミは、我々の生活や健康を脅かす害獣の代表格です。 ネズミはさまざまな菌を持っており、それが人の体内に入ることによって感染してしまい、最悪の場合死に至る恐れもあります。 また、健康的な被害だけでなく、荒らされた建物の修繕費用や駆除費用など、経済的にも苦しい思いをしなければなりません。

ネズミ駆除しないとどうなる？

ネズミは、ダニなどの寄生虫の他にも、サルモネラ菌などの病原菌を持っています。 ネズミが家の中を走り回ったり、フンをすると、家中に菌がまきちらされることに。 だからこそ１日も早い駆除が大切です。

またネズミは持っている菌をばら撒き歩くので赤ちゃんや、お子さん、ご老人がいるご家庭は注意が必要です。

なぜネズミがいるとは体調が悪くなるのか？

たとえば、サルモネラ菌やハンタウイルス、嘔吐・発熱などの異常を引き起こすパラチフスA菌や腸チフス菌といった、さまざまな病原菌を持っている可能性があるのです。 

あなたの家からネズミを追い出すための5つの対策 

①ネズミの嫌いな匂い・音がするものを設置する

ネズミの嫌いな匂いは何？

ネズミの嫌いなものは、ミントやハッカなど清涼感の強い香りや、ワサビ・唐辛子などの刺激臭、防虫剤・蚊取り線香、ハイターのにおいです。 またネズミは臆病なため、天敵の体臭や鳴き声、聞きなれない超音波なども嫌がる傾向があります。

②ネズミの侵入経路を探して防ぐ 

ネズミはどこから入ってくるのか？

ねずみは建物の劣化した壁の穴、床下の通気口、屋根の隙間、下水管などから侵入してきます。 数センチの隙間でも通り抜け、いったん建物へ侵入すれば壁の中や天井裏を通路にし自由に行動します。 屋外で餌を摂取してから安全な住宅の屋根裏へ戻るといった場合も多く、屋外と住処を自由に出入りして出産を繰り返します。

③家の中にネズミが増える原因を完全に取り除く 

ネズミを駆除・捕獲する方法

• 毒餌・粘着シートなどの駆除グッズをネズミがよく出没する場所に設置する

• ネズミの死骸などを集め、燃えるゴミとして処分する

• 巣がある場合は撤去して消毒する

• 駆除した後は、金網やパテなどで侵入口となっている隙間を塞いで再発を防止する

④一軒家の場合は屋根裏を綺麗に掃除し殺虫剤を仕込む

屋根裏のネズミはどうすればいい？

屋根裏で足音をたてるネズミの駆除方法は、殺鼠剤やネズミ捕り（粘着シート・捕獲器など）で撃退・捕獲するのが効果的です。

殺鼠剤やネズミ捕りは、屋根裏だけではなく、ネズミの餌場や通り道になっている場所に設置しましょう。 駆除をした後は、超音波や忌避剤を侵入経路に設置し、追い出し・予防対策を行うことが大切です。

余談ですが、

バルサンでネズミは死にますか？

ねずみ駆除用のバルサンはねずみを家から追い出すための忌避剤であり、殺すことはできません。 そのため、バルサンを使用したからといって安心していると再び家の中に侵入されてしまうでしょう。 バルサンを使用して、家の中のネズミを追い出したら再度侵入されないように侵入口を塞ぐといった対策が必要です。

またむやみにネズミを殺したりしても、実際はどこで死んでるかなんてわかりません。死骸の場所がわかれば処理できますが、死骸を放って置くとその周辺から不衛生な状況が生まれます。

⑤効果あり！ネズミ駆除グッズをいろいろ内外に設置する 

ネズミ駆除グッズの種類

ネズミを追い出すためにいろいろ試してみた

• キッチンハイター、コーヒーなどのにおい系
• 線香
• 超音波
• バルサン

などなどいろいろ試した結果一時的にはネズミがいなくなる？的な効果はありますが、結局またネズミがやってくる。短いものでは1週間ほど、効果が長いものだと１か月ほどですが、結局は戻ってくるのでお金の無駄使いに何度もショックを受けるんですよね。

ネズミを追い出してから新しいネズミを増やさないための対策

家庭ゴミにネズミの好物が多い場合はなるべく早く処分する 

ネズミの好きな食べ物は何ですか？

実は、ネズミは雑食なので基本的に肉・魚・穀類・チーズなど何でも食べます。 また、「みんなチーズが大好物！」ということはなくネズミの種類によっては動物の肉や魚、穀類、果物や野菜の方が好きということがあります。

ネズミは何に弱い？

ネズミの嫌いな環境は、エサがない場所、巣を作る材料がない場所、逃げ道がない場所、寒い場所です。 大食いのネズミは3～4日何も食べないと死んでしまうので、エサがある場所に住みつく傾向があり、紙や布、ビニールで巣を作るので、新聞紙や衣類、コンビニ袋などがある場所を好みます。

【家の構造上】自分で完全に対策することは不可能に近いです

ネズミは５００円程の穴があれば侵入できる！

ネズミが侵入できる隙間の大きさは、子ネズミで、1.5センチメートルの幅（大人の指が第二関節まで差し入れられる広さ）、大人のネズミでも2.5センチメートル（500円硬貨くらいの大きさ）あれば十分といわれています。

【火災など】ご自宅に深刻な影響を及ぼす可能性も 

ネズミ被害で一番怖いのは火災に発展することです。

ネズミは雑食なので何でも食べますが、さすがに電気ケーブルは消化できないので「食事」として摂取することはありません。 では、なぜネズミは電気ケーブルをかじるのかというと「歯を削るため」です。

ネズミは定期的に歯を削る習性があります。その歯を削るに電気ケーブルをかじるのですが、そのかじられた銅線むき出しのケーブルに埃やちりが付くと火災に発展することがあります。

【ネズミ完全駆除】どうしてもネズミ駆除を自分できる自信が無い場合は業者に丸投げした方が早いし、確実です。

ネズミ駆除 って一体いくらかかるの？

ネズミの駆除の費用相場は、2万円～30万円です。 被害が少ない場合は1万円～3万円程で済みますが、繰り返す被害や住み着かれて長い場合は、駆除に時間がかかるため20万円～30万円と高額になる傾向があります。 また、作業する屋根裏の状況や依頼する業者などによっても料金は前後します。